2018年度 審査結果発表受賞作品を見る

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2/16開催! YouFab 2018 授賞式 & アフターパーティー

受賞作家によるプレゼンテーション、今年審査員長に就任した若林恵をはじめとする審査員によるYouFab総集編クロストーク、 受賞作品展の内覧会を開催します。

歪でも未熟でもいい。新しい問いは、いつだって不安定で、賛否両論を巻き起こす。どんな現状に向けて、何にタテをつくために、それは作られたのか。問われるべきは、その「問い」の強度と深度だ。
(YouFab2018 審査委員長/若林恵)

数々の世界中のクリエイターによるデジタルとフィジカルの融合を世の中へと紹介してきたYouFab Global Creative Awards。今期で7回目を数え、審査委員長のバトンタッチなど転換の年となりました。ツールやインフラの発展によってデジタルとフィジカルを横断することが容易になった今、個人・組織、形態問わず、世のクリエイターはどのような問いを創造することができるのか?

今期のYouFabのテーマは「Polemica!! なにに、どう、タテをつく?」と題し、「新しい問いの表明」を軸に審査を行い、32カ国158作品の中から16作品が選出されました。

◯結果発表ページ http://www.youfab.info/2018/winners_jp.html

授賞式では受賞者への贈賞、グランプリ作品を含む8作品の内覧会、上位4作品の受賞者によるプレゼンテーション、審査委員長・若林恵をはじめとする今期の審査員勢によるクロストークを開催いたします。

タイムテーブル:
17:00 – 18:00 贈賞式(招待者のみ)
18:00 – 18:40 受賞者プレゼンテーション
18:40 – 19:30 審査員クロストーク
19:30 – 21:00 内覧会 / アフターパーティ
*参加方法:こちらのイベントは招待制となっております。ご招待についてのお問い合わせは
youfab@loftwork.com 担当:YouFab2018事務局
までお願い致します。

また、授賞式後の2月17日〜24日にはYouFab 2018 Exhibition Polemica!を開催。受賞作品のうち8作品を展示いたします。 *こちらは一般公開イベントとなります。

◯YouFab 2018 Exhibition Polemica!
詳細はこちら
https://www.youfab.info/2018/exhibition_polemica.html?lang=ja

ゲスト

若林恵

編集者。1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後,雑誌,書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社(blkswn publishers)設立。著書『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)。

Julia Cassim  京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab. 特任教授   1984年から1999年まで、ジャパンタイムズ紙のアートコラムニスト。2000年から2014年まで、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートのヘレン・ハムリン研究センターにおいて、影響力のある「Challenge Workshops」プログラムを実施するなど、インクルーシブデザインに関する第一人者として、技術・知識の共有を目的としたワークショップを多数企画・運営。2010年には、「デザインウィーク」が実施する「デザインの世界に最も影響を与えた50人」に選ばれた。 2014年5月には、京都工芸繊維大学KYOTO Design Lab-デザインの革新を目指す分野横断のデザインセンター-立上げ担当の特任教授に就任。最近のプロジェクトで科学とデザインを融合させたものが2016年オランダデザイン賞を受賞。

吉泉聡   TAKT PROJECT 代表 デザイナー/クリエイティブディレクター  デザインを通して「別の可能性を創る」多様なプロジェクトを展開している。実験的な自主研究プロジェクトを行い、その成果をミラノデザインウィーク、デザインマイアミ、メゾン・エ・オブジェ・パリ、香港M+など国内外の美術館やデザインインベントで発表・招聘展示。その研究成果をベースに、様々なクライアントとコラボレーション、プロジェクトに応じてデザインの役割を最大化する独自のアプローチを特徴とする。 作品はM+ museum(港)に収蔵される他、DesignMiami/ Swarovski Designers of the Future Award等、国内外のデザイン賞を受賞。グッドデザイン賞2018年審査委員。

受賞作家プレゼンテーション

Neil Mendoza(グランプリ)  彫刻、電子機器、ソフトウェアを組み合わせて、無生物の物体や空間を生き生きとさせています。彼は不条理、ユーモラス、無益、そしてシュールなテーマを探ります。 オックスフォード大学で数学とコンピュータサイエンスの修士号を、UCLAからデザインメディアアートの修士号を取得し、スタンフォード大学とUCLAで芸術と技術のクラスで教鞭をとっています。

Ani Liu(準グランプリ)  芸術と科学の交差点で活動するリサーチベースのアーティストです。 彼女の作品は、科学、技術、そしてそれらが人間の主観、文化、アイデンティティに与える影響の相互関係を探っています。

ほか登壇者
Michael Koehle(一般部門賞)
MHD Yamen Saraiji, Tomoya Sasaki(学生部門賞)

会場:Kudan House

昨年9月、東京・九段にある国の登録有形文化財「旧山口萬吉邸」をリノベーションして、会員制ビジネス・サロン「kudan house」がオープンした。旧山口萬吉邸は、東京タワーの構造設計者としても知られる建築家、内藤多仲が手がけた築91年の洋館。

現在は、ここを“和のアート”をテーマにしたビジネス・サロンとして株式会社NI-WAが運営をしている。https://kudan.house/
住所:東京都千代田区九段北1-15-9