Category : STUDENT
By News Globus Team (デンマーク)
人々の好奇心を駆り立てるようなインターフェースを持つNews Globus。本作は、ある一つの場所のニュースではなく、2つの場所の関係性から、人々を世界の探検へと誘う作品です。地球儀は、昔からある形で、そこに現代のテクノロジーとオンラインサービスを組み合わせました。ユーザーには一か所のニュースだけを聞いてもらうのではなく、オーディオジャックでつなぐことで、近いところでも遠いところでも、2つの地域に驚くべきつながりを発見するテレフォンオペレーターのような感覚になってもらおうというのです。
News Globusは、20の地域をワイヤーでつないだ地球儀の内部にArduinoのMKR-1000を埋め込んであります。ユーザーが2つの地域をつなぐと、Arduinoがそれぞれの地域からランダムに1つ国を選択し、どちらの場所も含まれたニュースがないかニューヨーク・タイムズのAPIに問い合わせをします。ウェブサーバーがストーリーを選んだあと、見出しと文章をmp3ファイルに変換、ヘッドフォンや地球儀が乗っている台から再生されます。
http://ciid.dk/education/portfolio/idp16/courses/physical-computing/projects/news-globus/
地球儀、Arduino MKR-1000、Raspberry Pi2などを使い、レーザーカッターや3Dプリンターを使って作りました。
News Globus from CIID IDP on Vimeo.
Singh Intrachooto
Singh Intrachooto
この地球儀は、とても面白いですね。こんなシンプルな球のジャックを抜いたり差したりすることで、まるでその国のことが盗み聞きできるようで、いかに私たちが暮らしている地球が小さいか感じられます。加えて、不思議なくらい美しい作品です。