デジタルデバイスやネットワーク技術の進化はついに、ものづくりの領域までも大きく変える時代に入りました。
その進化は、プロダクトそのものを変えるだけでなく、生産のあり方を変え、流通のあり方を変え、
産業構造や社会構造のあり方までも変えようとしています。
そのさらなる進化発展にとって鍵となるのが「クリエイティブ」の力です。
すぐれたイノベーションも、発明も、そこで「何をクリエイトするのか」の視点なくしては
人々の心を魅了することもないからです。
「YouFab Global Creative Awards」は、デジタルファブリケーション領域の価値向上と活性化をクリエイティブという側面から、
アワードという活動を通じて、そしてグローバルな枠組みで推進していきます。
3Dプリンター、レーザーカッター、CNCミリングマシンなどに代表されるデジタル工作機械によって生み出されたもの、またはモノを生み出す機械そのもののクリエイティブ全域が対象です。企画書、設計図など構想段階ではなく、具体物として完成していることが条件となります。別のアワードやメディアで発表済みの作品も応募可能です。
本アワードは、株式会社ロフトワークが運営するクリエイターポータルサイト、ロフトワークドットコムを使用し、オンラインで作品を募集します。応募にはロフトワークドットコムのユーザー登録が必要です(無料)。
MIT(米マサチューセッツ工科大学)メディアラボ所長。株式会社デジタルガレージ共同創業者で取締役。ソニー株式会社社外取締役。The New York Times、Knight財団、MacArthur財団、Firefox 開発の Mozilla Foundationのボードメンバー。
2008年米国Business Week誌にて「ネット上で最も影響力のある世界の25人」、2011年米国Foreign Policy誌にて「世界の思想家100人」、2011年、2012年共に日経ビジネス誌にて「次代を創る100人」に選出。2011年英オクスフォード 大学インターネット研究所より特別功労賞受賞。2013年米大学機構、The New Schoolより名誉博士号(文学博士)を受位。
+オランダ、DUS Archtectsの共同創業パートナー。 2003年デルフト工科大学卒業。 2008年以来デルフト工科大学で教鞭をとり、2009年にはレスポシブ・シティのネットワークに参加し、現在はアムステルダムのOpen Coop委員を務める。国内外の後援も多く行う。
DUS Archtectsは、ソーシャルネットワークや新しいテクノロジーを使用し、一般向けのデザインを行う。最近のプロジェクト「3 Dプリントカナルハウス」はアムステルダム中心部の展示会場にあるカナルハウスを3Dプリンティングすることで、科学、デザイン、建設、コミュニティの分野をリンクする「研究と実践」を行うユニークなプロジェクト。
www.dusarchitects.com
www.3dprintcanalhouse.com
クリエイティブ・キュレーター。「拡張されたキュレーティング」を提唱。多摩美術大学および東京造形大学客員教授、IAMAS(国際情報科学芸術アカデミー)非常勤講師、明治大学兼任講師。札幌国際芸術祭(SIAF 2014)
アソシエイト・キュレーター。アートと科学を横断する数々の展覧会やプロジェクトをキヤノン・アートラボ(1990-2001)、森美術館(2002-04)、NTT ICC(2004-10)キュレーター、またインディペンデントとして国内外で実現。国内外の審査員・共著多数。
+1982年東京大学工学部産業機械工学科卒業後、日産自動車デザインセンター勤務。1987年よりフリーのデザイナーとして独立。1991年より94年まで東京大学助教授を勤める。
1994年にリーディング・エッジ・デザインを設立。2008〜12年慶應義塾大学政策・メディア研究科教授。2013年4月より東京大学生産技術研究所教授。
+1975年神奈川生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からNYで活動を開始。
その後ArnellGroupにてクリエティブとして活動し、2003年の越後妻有トリエンナーレでアーティストに選出されたのをきっかけに帰国。その後フリーランスのクリエイティブとして活躍後、2006年にライゾマティクスを設立。建築で培ったロジカルな思考を基に、アート・コマーシャルの領域で立体・インタラクティブの作品を多数作り続けている。2009年-2013年国内外の広告賞にて多数受賞。現在、株式会社ライゾマティクス代表取締役、東京理科大学理工学部建築学科非常勤講師。2013年D&AD Digital Design部門審査員。
+デジタル工作機械によってつくられた、プロダクツ全般が対象です。雑貨、インテリアアイテム、家具、家、機械、衣服、アクセサリー、デジタルデバイス、本、楽器、食品、生物など。グラフィック作品(広告グラフィック、イラストレーションのグラフィック作品など)もこのカテゴリーに含みます。
デジタル工作機械をつかって生みだされるアート作品全般を対象とします。立体アート作品、平面アート作品など実態あるものはもちろん、インスタレーション、アート活動、パフォーマンス、LIVEなどデジタル工作機械を活かした「表現」もこのカテゴリーに含まれます。
世界中で広がっている「ものづくり革命」のムーブメント、”FAB”。そこには、大量生産やマーケットの論理に制約されない「FABrication(ものづくり)」と「FABulous(愉快な、素晴らしい)」の2つの意味が込められています。FabCafeはその”FAB”スピリットを楽しく、おいしく、わかりやすく、そして広めていく場所です。 人が集い、人が出会い、人が繋がるカフェという空間に、レーザーカッターや3Dプリンター 等のデジタルデータを利用したものづくりマシンを設置。FabCafeのオープンで、居心地の 良い空間で生まれるクリエイティブコラボレーションは、次世代のものづくりを変えていくと信じています。