去る9/1(金)、YouFab 2017の作品募集開始を記念してYouFab Kickoff Festival!を開催しました。
YouFabには、その年の優秀なデジタルファブリケーション領域の作品を選ぶだけでなく、刻々と変化してゆくFabという概念を毎年翻訳し、発信してゆくというミッションがあります。
今回のイベントでは8月に行われたFabLab世界会議『FAB13』のレポートと、過去受賞者によるショートプレゼンテーションを開催。今後のFabの変化を垣間見るイベントとなりました。
FAB13レポート
第一部はFabLab Kamakura代表の渡辺ゆうかさんによるFab13のレポート。
Fab13は7/31~8/6の日程で、チリ・サンティアゴで開催されました。
Fab 9は横浜、Fab10はバルセロナ、Fab11はボストン、Fab12は深圳という具合に、世界各都市を毎年巡回して行われます。
Fab13のテーマは”Fabricating City”。デジタルファブリケーションで何かを作るだけではなく、その都市への実装や社会システムそのものへの昇華がテーマとなっていました。
会期中はファッション、建築、バイオなど、様々なカンファレンスやワークショップが会場内で同時多発的に開催されます。
Fabに関わり始めてからはFab世界会議参加皆勤賞の渡辺ゆうかさん。
毎年の変化とともに、ファッション、バイオ、教育など、様々な分野と融合してゆくFabの姿をかたって頂きました。
YouFab過去受賞者プレゼンテーション
後半は13組のYouFab過去受賞者にお越しいただき、YouFab受賞後の変化や最新のプロジェクトについてシェアしていただきました。
YouFab受賞後に大きくステップアップしたプロジェクトもあり、お互いのプロジェクトの動向をシェアしあう同窓会気分で非常に楽しい会になりました。
今年はどんな受賞作品が生まれるのでしょうか。
今年のYouFab締め切りは10/31! みなさん是非応募してくださいね!