Category : BEYOND
By セカイノコトワリ（日本）
人は他の人とのつながりの中で生きています。あなたは友達からどのような影響を受けていますか？ 友達から受ける影響が、どんな形なのか考えたことはありますか？ Facebook上で多くの友達とつながっている私達は、友達から「いいね！」やコメントをもらいます。つまり、一人一人は、それぞれのつながりの形を持っているのです。
本作品では、データを視覚化するシステムを製作しました。ユーザーは、まず自分に似ているろうそくを選びます。次に、Facebookデータを基に、システムがiModela用の加工データを作ります。最後にろうそくが加工され、ユーザーのつながりの形が現れます。人は、友達に常に磨かれて（時には削られて）いるのです。「自分の形」を見たとき、あなたは何を思うでしょうか？
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MacでiModelaを使用。通常はMac用のソフトがないので、普段はWindowsで操作しています。MacでiModelaを使用する時、普通はMIT発のFab Modulesを使用します。しかし、それでは回路を作るときのような2Dのデータしか扱うことができません。幸運なことに私達は非公式のRMLリファレンスを見つけました。Processingで作動するRMLジェネレーターを作成、オープンソース化しようと考えています。
素材については、いくつかの素材を試した結果、ロウが素早く成形するという点で最適でした。レーザーカッターを使い、アクリルでロウソクの型を作りました。
Quake Hsu
Quake Hsu
本作は、人々の社会的な関係とステータスを結晶化した作品である。カラフルなろうそくは、和菓子にどこか似ており、味がそれぞれの人の性格と関係があるようで面白い。甘そうに見えるものもあれば、フルーツの味がしそうなものもある。新鮮に見えるものもあれば、複雑な形をしたものもある。最近では、デジタルデータの可視化を目指したアート作品は数多い。だが、２種類の感覚（視覚と味覚）を刺激する点で、本作品はユニークで特別だと感じた。
